Life is colourful.

Inspire yourself

移住経験者が現地でみた海外移住で失敗する日本人の共通点

海外移住失敗の法則

テレビやネットを見れば、「英語できなくてもOK!」「住みやすい国ランキング!」「あなたもできる海外移住!」「なぜ海外に移住しないの?」などといった無責任なコピーとともに、海外生活の華やかな側面だけを切り取ったひどく偏った情報が目につく。

日本人は「海外」という言葉に弱い。多くの人が心の奥で「盲目的な憧れ」を抱いている。そこをうまく刺激されれば、安易な移住にのせられてしまう。

ここでは嘘は書かない。現実を知った上で、多くの人に海外移住に挑戦してほしい。

移住経験者がみた海外生活の現実

不穏なタイトルと冒頭の書き出しで不安を煽っているようだが、ぼくは海外移住経験者だし、海外移住を批判するつもりはない。逆に移住ビジネスをしている訳でもないので無責任に海外礼賛することもない。

個人的な意見としては、一人でも多くの日本人が海外挑戦すればいいなと思っている。僕自身も30歳を前に悩み、そして海外に出て現地で8年暮らし、結果的に自身の成長と精神的な豊かさを得ることができた。

ただ、移住を目指す人には理想や夢だけでなく現実的な情報も知らせないとアンフェアだ。表があれば裏もある、それを知ってほしい。だからこうして書いている。

事実、海外移住に失敗して帰国する人はたくさんいる。

失敗には理由がある。そして失敗する人には共通点がある。残念ながら、失敗した人はたいてい失敗の経験を書いてくれない。

ここでは、この「海外移住で失敗する人の共通点」について書く。具体的には、こちらの4つである。

  • 憧れだけで行動する
  • 英語ができない
  • スキルがない
  • 危機感がない

集約すれば、「海外移住に対する準備不足」の一言にまとめられる。

海外を目指すなら、日本にいるうちから準備をしよう。できることはたくさんある。準備をすれば、海外生活はより充実する。

 

以降では、上記の4要素について詳しく解説しつつ、海外移住失敗を回避するようなヒントや心構えに言及していこう。

※海外移住において、何が成功で何が失敗かという点は個人の主観によるが、ここでは「思い描いた生活を実現できずに諦める」ことを失敗と定義しておく。

 

 

憧れだけで行動する

憧れは大切だ。それは活力になる。

海外移住、海外生活に憧れている日本人は多い。でも、「憧れだけ」では危険だ。

「海外への憧れ」で終わらせず具現化しよう

ぼくの経験を例にしよう。

20代後半、ぼくも例にもれず海外移住に憧れていた。30を前に「このまま日本じゃダメだ」と思い、思い切って仕事を辞め日本を出た。移住した先はニュージーランド。今では永住権も取得している。

ニュージーランドはそのワークライフバランスに優れた生活環境が魅力で人気も高く、近年日本からニュージーランドに移住する人も増えている。原発もない緑豊かな美しい国だ。よくニュージーランドの自然は「箱庭の自然」と形容される。

f:id:mtasam:20160517192311j:plain

Queenswotn, New Zealand

観光には最高の国だ。

この景色の中で暮らせたらなんて素晴らしいだろう。実際、僕はこのクイーンズタウンという街に住んでいた。毎日通勤の車中で「いいとこ住んでるなぁ」と思っていた。毎日みても飽きない。

移住を実現した人達の中でも、「昔旅行で来ていつかは住みたいと思っていた」という人がいる。僕もニュージーランドの景色に魅了された一人だ。

でも、この景色の中に身を置き眺めているだけでは飯は食えない。素敵な景色の中で、どうやって海外生活を充実させていくのか自分自身でデザインしなくてはいけない。

海外への憧れをどう実現するかが大事だ。海外移住するなら、どういう戦略で挑むかという部分を予め綿密に考えていないと失敗する。

要するには仕事である。

海外での仕事はどうするの?どうやってお金を稼ぐ?

どうやって海外でお金を稼ぐのか、しっかり考えよう。

憧れだけでなく海外で「何がしたいのか」「どうやってお金を稼ぐのか」というポイントを具体的に考えよう。計画を立て、戦略を練ろう。

僕が海外に目覚めたきっかけは会社の海外出張だった。そこから、日本で英語を本気で勉強し始め、海外移住の計画を1年半かけて進めた。

いきなり無防備で飛び出す前にできることはたくさんある。海外駐在、海外支社勤務できる日本企業はないか、渡航前に面接できる現地企業はないか、どんなスキルが求められるか、いくら稼げるか。いくらでも調べる手段はある。

もっとも堅実に海外進出できるのは、やはり日本の就職エージェントを通して就職先を探すことだろう。

海外就職案件の多い国内の大手エージェントは以下の4つ。のぞいてみよう。

いずれも登録&利用は無料。非公開案件は会員だけが見れるので、「今すぐ海外」という人でなくても、どんな案件があるか、必要なスキル、英語力はどの程度か調べてみるだけでも海外挑戦の準備として価値はある。

リクルートエージェント 」は言わずと知れた最大手で成功実績No.1。英語圏の求人案件も豊富。ビズリーチも「海外勤務求人特集」があり海外希望者のサポートに積極的なエージェント。いずれも英文履歴書作成サポートなどのサービスがある。

すでに英語が多少できるなら「キャリアクロス」で外資系に挑戦してみても良い。

JAC Recruitment」は「英語転職.com」「海外転職.com」等の専門サイトも運営する老舗で、特に英国とアジア圏の海外就職において信頼性抜群。

海外勤務海外で働くなら「ビズリーチ」の海外勤務特集をチェック!

海外就職【国・地域別】海外勤務・海外企業の求人サイト・転職エージェントまとめ

 

英語ができない

f:id:mtasam:20160522200737j:plain

もうさんざん書き尽くされているが、
日本人は英語ができない。そして、海外でもなかなか上達しない。

海外で暮らすだけでは英語は上達しない

海外に行けば英語ができるようになると思われる風潮があるが、これは大きな間違いで、海外移住した海外在住者でも英語ができない日本人は山ほどいる。海外滞在歴は関係ない。

英語ができなければできないほど生活に苦労する。できる仕事が限られる、または得られない。だから生活に困る。

あなたが日本で人を雇う立場にいたら、日本語の不自由な外国人を雇うだろうか?敬語を適切なときに適切に話せない人に仕事を与えるだろうか?人柄が良くても採用しないはずだ。日本人を優先して雇うだろう。それと同じ。

英語は日本にいるうちから勉強しよう

「現地に行ってから必要に迫られたらやるだろう」、「行ってみればなんとかなるもんだ」という人は本当に多い。「英語をやっておけばよかった」と嘆く人を何人も見てきた。現地で生活しはじめて痛感する。後悔する。

海外に出たいなら、日本にいるうちから英語を勉強しよう。特に日本人の弱点である会話力を優先的に伸ばすよう意識しよう。

下で紹介している「スタディサプリENGLISH(日常英会話)」などを使えば、日本にいながらにしていくらでもリアルな英会話を練習できる。しかも安い。

英語がわかると、世界がかわる

「英語がわかると世界は変わる」

ホントに変わる。少なくとも僕は人生が変わった。

仕事も生活拠点も選択肢が一気に広がる。日本に縛られなくて良くなる。実際に僕はニュージーランドの永住権を手に入れ、世界中どこでも生きていける自信がある。

英語なんて勉強した者勝ちだ。今スグ勉強しよう。言い訳している時間がもったいない。

「英語を話す」環境を作る

単語や文法は十分勉強してきた。もっと「話す」ことを意識しよう。英語を話せるようになるには話すトレーニングをするしかない。

勉強方法がわからないなら、「スタディサプリ ENGLISH 」というスマホアプリを一度試してみて欲しい。いつでもどこでも英語を話せる「英語環境」が一瞬で手に入る。

f:id:mtasam:20170811153204j:plain

ユーザーの多くが平均2.8ヶ月で「効果を感じた」と評価している。英語学習において今ちょっとした話題になっている英会話アプリだ。

とにかく優良なアプリなので「使える英語」を身につけたい人はぜひ無料お試しを。

【早い者勝ち!先着5,000名限定キャンペーン中】

7月23日 PM5:00まで。期間限定の特別割引価格!

■ 最大2,460円割引(1年間)
■ 月額980円775円
■ 1週間無料お試し
■ 返金保証あり

今回のキャンペーンは過去最高の割引率。7月23日までだけれど「先着5,000名限定」の早い者勝ち。今すぐにでも終了してしまう可能性があるので、興味がある人はとりあえず無料お試しをどうぞ!

また、無料期間が通常の1週間⇒1ヶ月に延長できる当サイト限定のキャンペーンコード(TRY2016)もあるので、ぜひ使ってください。こちらも今だけ。

キャンペーン最新情報!スタディサプリEnglishの『キャンペーンコード』の使い方

僕自身、今もこのアプリで勉強している。700時間超使って使用感や評価は以下にまとめているので興味ある人は参考にどうぞ。

関連ページ【18ヶ月746時間経過】スタディサプリEnglish(英語)の効果を報告!

関連ページ3ヶ月目で英会話力UPを実感!スタディサプリEnglishのリアルな評価

 

気持ちが大事!「英語をマスターする」と覚悟を決めてしまおう!

海外に行きたいなら英語からは逃れられない。それならばもう、「英語をマスターする」と自分の中で覚悟を決めてしまおう。そしてスグ行動しよう。上で紹介している「スタディサプリ ENGLISH 」などを使えば英語の学習環境は整えられる。

重要なことは決断することではなく決断した後にどう動くかということ。

海外移住を決断すること自体もそれほど重要ではない。誰でも決断だけならできる。多くの人は、決断することに時間とパワーを浪費する。そして決死の覚悟を決めた自分に陶酔している。(僕も昔そうだった)

決断は第1歩だが、決断しただけでは何も始まっていない。

本当に海外移住を成功させたい人は、決断した後すぐに行動するハズである。現時点で英語ができないなら、期限と目標を設定し勉強しよう。

具体的に計画をたて行動するほうが100倍重要だ。

海外生活を楽しんでいる人ほど努力している

実際、僕が出会った人達のなかでも、海外移住に本気な人ほどリアルな危機感を感じて、渡航前から他人に言われなくても英語を勉強していた。逆に、失敗する人は現地でいつまでも「英語できないんです...」と自分に言い訳し続けていた。

英語は日本人にとって習得の難しい言語だけれど、パッションと継続力があれば必ず話せるようになる。覚悟を決めて勉強しよう。

このサイトでは、「使える英語」の勉強法についても詳しく書いてあるので是非、以下を参考にしてもらいたい。

勉強法【英会話の独学】日本で英語ペラペラになる最強の勉強法と優良なおすすめ本

英会話実践英語なしで海外移住?なんて無理だから今スグ「海外で使える」英会話力を身につけよう

 

スキルがない

f:id:mtasam:20161224122547j:plain

実は英語より重要なのがスキル。

専門性がないと、収入のいい仕事が得られないのは日本でも海外でも同じだが、特に欧米社会はビジネスではドライだ。

専門性、技術力に秀でていれば年齢や性別に関係なく雇ってくれる。逆に技術と実績がなければいくらヤル気をみせたところで採用されることもないし、うまく入れたとしても、使えないと判断されれば容赦なく切られる。

 

ただ、移住当初から海外で通じる実力を持ち合わせている人はなかなかいない。どんなに日本でキャリアがある人でも、いったんは現地の専門学校に通いなおしたりする。それにビザの絡みもある。観光ビザで入ってきた人間にそう簡単に仕事を与える雇用主はいない。最低一年の肩慣らしの期間は必要になる。

でもその後、移住生活を軌道にのせるためには、ベースとなるバックグラウンドは持ち合わせていないといけない。渡航する前に今の自分の実力と相談して、明確な道筋を立てておく必要がある。

 

では、専門技術がない人はどうすればいいのか?
専門性を必要とされない仕事に就くしか無い。そして多くの移民がそうしている。生活が苦しいのは言うまでもない。

ただ時間と資金が許すなら、現地の専門学校でゼロから学ぶことも可能だから望みが無いわけではない。 

海外で通じる具体的なスキルについては、こちらで書いている。

関連海外移住した僕が考える海外で働くため、世界で生きるためのスキル 

また、海外で働くことを考えている人にオススメの本があるので、一度読んでもらいたい。

日本人がグローバルな環境で働く際に必ず役立つ実践的なスキルについて書かれた良書。同時に英語習得テクニックも詰まったお得な一冊である。

この本の書評も書いているので、興味のある人は併せて読んで欲しい。

参考【書評】「世界で働く人になる!」はグローバル人材になるためのスキルを学べるおすすめ本

 

 

危機感がない

f:id:mtasam:20170112203511j:plain

海外生活は思ったより楽なのだ。楽というか楽に過ごそうと思えばそうできるという意味である。

海外の移住先にはたいてい多くの日本人がいるし、異国に住む同胞の連帯感があり、たいていみんな親切だ。日本語で生活情報を得ることができるし、日本語で井戸端会議しながらお茶もできる。友人のつてで日本語環境の仕事を得たりできる。心強いしありがたい。

でもそれに甘んじ、コンフォートゾーン(ぬるま湯)に落ち着いてしまうと危険だ。次第に、移住前に心に誓った苦労を受け入れる覚悟や、理想の生活に向かうチャレンジ精神も薄れていく。この甘い環境に長く浸ってしまうと抜け出せなくなる。 

初心に帰れば、やはり日本人が海外で生活することは普通ではないのだ。欧米人が欧米圏内で移動して移住するのとは訳が違う。

  • 生活を快適にするために英語力を磨かなくてはいけない。
  • なんとか仕事を見つけてなくていけない。
  • 拙い英語しか話せなくとも、面接でアピールして仕事を得なくてはいけない。
  • 家族を養うために、よりよい職を得るためにスキルを磨かなくてはいけない。

あくまで異国から来た移民なのだ。常に危機感はもってないと生活は向上しない。

 

 

最後に

ここまで、海外生活のリアルを書いた。嘘も装飾もない。

上で書いた4点をすべて満たすのはなかなか難しい。でも、何かしら武器を持っていないと現地で行き詰まる可能性が高い。

そういう人を何人も見てきたし、僕自身も自分の甘さを悔いたこともある。だからこそ移住経験者として、これから海外を目指す人にきちんと伝えておきたい。

ここではかなり慎重な意見を書いてきたが、海外には行かない方がいいといいたいわけではない。海外で充実した生活を送っている人もたくさんいる。

やはり、海外で暮らすということは楽しいものだ。異文化に身をおき、異人種と交流しなが暮らす生活は刺激的で爽快なのだ。

 

理想と現実を知った上で、多くの日本人が海外に飛び出せばいいなと心から思っている。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

英語・海外移住の関連記事

世界中どこにいてもできる仕事に興味がある人はこちら。

 

上述した通り、英語は必須。話すことを意識して勉強すれば、英語は楽しい。

 

ニュージーランド移住のメリットを知りたい方は、こちらの2記事をご参考に。

ニュージーランドは本当にいい国。この記事とは違って楽しく読める、夢の広がる内容になっている。

 

もう少し、移住経験者の体験談を知りたい人はこちらをどうぞ。
「なんで辞めたん?」って何度も何度も聞かれた。

 

海外移住に必要な5要素は、パッション、ビジョン、資金、スキル、英語。移住経験者としてじっくり考えてみた。

 

海外生活、海外で働くってどんな感じなんだろうと興味のある人は、まず一冊本を読んでみると、一気に世界が広がる。

 

下にあげる本はおすすめの書籍。海外に興味のある人は一度読んで見てもいいかもしれない。

 

上でも紹介したが、グローバルスキルと英語習得について書かれた実践的なノウハウ本。読み物としてもおすすめ。

 

海外挑戦をしてみたいけど、色々と考えすぎて悩んでしまっている人はこの本を読んでみると面白いだろう。