旅行や仕事で海外に行くとき、現地で使えるWiFiルーターがあると便利です。
自分のスマホをそのまま使うと国際ローミングで通信・通話料金が高額になります。また、キャリアの海外定額パケットも1日3,000円程度と割高です。
海外用のWiFiルーターをレンタルして行けば、現地でも普段と同じネット環境が作れるので、道がわからなければ地図で調べれますし、お店を探したければスグ検索できます。わざわざWiFiスポットを探す必要もないです。
海外に行くのに、ネット環境を持ち運ぶ?と考えるかもしれませんが、むしろ逆で、知らない土地にいくときに、ネットがいつでも使えるというのは心強いものです。
海外WiFiルーターのメリット
- 道に迷ったとき地図を調べられる
- わからない単語を調べられる
- 現地の写真や動画をSNS上にすぐアップできる
- 国際ローミングを使わず電話できる(インターネット経由)
- 観光地(ホテルなど)の高いネットを使わなくていい
- 家族や友達と共有使用できるのでレンタル代を割り勘できる
料金面でもメリットがあります。WiFiルーターをレンタルすると1日1,000円とか必要ですが、観光地でネットすると結局割高になります。時間制限もありますし。また、ルーター1台あれば複数人で使えるので、割り勘すると考えれば高くないですね。
デメリット
レンタルWiFiのデメリットも書いておきましょう。
- 意外に荷物になる
- 長期旅行だと料金が高い
WiFiルーター自体は小型で軽量ですが、付属品として、海外用のマルチ変換プラグや充電アダプター、取扱い説明書などが一式になってポーチで渡されます。これが意外に荷物になります。
料金は1日単位の設定なので、長期の旅行になるとレンタル料金も高くなります。もちろん、留学、長期海外出張用に定額プランもありますが高いです。何ヶ月も滞在するなら現地SIMを買って挿した方がいいです。
おすすめの海外レンタルWiFi業者
海外WiFIレンタルなら以下の大手3社をとりあえず押さえておくだけでいいです。料金体系、ほぼどこも同じです。
業者に関して、詳しい解説は後述します。
海外用レンタルWiFiの使い方・受け取り方
- ネットで申し込み(たいてい2日前まで)
- 空港または宅配で受け取り
- 現地で使用(ルーターの電源ONするだけ)
- 空港または宅配で返却
空港で受け取るのが便利です。宅配だと返却時に送料が別途かかります。どこのレンタルWiFiを使っても、成田や羽田、関空などの主要空港では受取・返却が可能ですので心配はいりません。
Global WiFiだけは、地方の空港までもカバーしているので、さらに使いやすいです。
海外用レンタルWiFiの選び方
海外用WiFiのレンタルサービスを行っている業者はいくつかありますが、正直なところ、サービス、料金はどこも似たりよったりです。あまり詳しく比較する必要はないです。
特にメジャーな国に行く普通の海外旅行なら、なおさら大差ないです。メジャーな国というのは、韓国、中国、北米、欧州、東南アジア、南米諸国などです。
一般的なWiFiルーターレンタル料金
アメリカ7日間のレンタル料金だと以下のような感じなります。
(2017年3月現在、Global WiFiの価格で計算しています)
- 受取手数料:540円
- WiFiルーター代:970円✕7日
合計7,330円
これにオプションで、安心保証パックやモバイルバッテリーなどをプラスすると200円~/日、追加課金されます。キャンペーンなどがあれば割安になります。
おすすめの海外用WiFIルーター
海外WiFiルーターのレンタル業者はいくつかありますが、おすすめを掲載しておきます。以下にあげる業者は、どれも実績も信頼もある大手ですので安心して使えます。
Global WiFi(グローバル・ワイファイ)
個人的にはココが一番です。
Global WiFiは業界最大手の一つです。料金も常に最安にチャレンジしています。レンタルWiFiの対応国は200国以上、空港受取・返却に関しても、日本国内の主要空港はもちろん、他社ではカバーしていない地方の空港にも対応しています。また、韓国、台湾、ハワイなら現地でも受取が可能です。
初心者の人があまり良くわからないし他社と比較するのも面倒という人は、Global WiFiを選んでおけば、まず大丈夫です。おすすめです!
Global WiFIが向いている人:
-大手業者で安心して使いたい人
-どこでも4G(LTE)を使いたい人
-マイナーな国に行く人
-地方空港から出発する人
公式サイト海外専用グローバルWiFi
Wi-Ho(ワイホー)
Wi-Hoも主要な国は全て対応しています。Wi-Hoは頻繁にキャンペーン割引を行っているのが特徴で、タイミングによってはレンタル代が格安になります。
例えば、台湾に2泊3日の旅行なら、2,958円(安心保証等込)でレンタルすることができます。アメリカの場合でも、750円~/日(2017年3月現在)ですので他社に比べてかなり安いです。
上のGlobal WiFiは定番ですが、もし比較するなら、このWi-Hoをチェックしてみて下さい。ホームページも見やすいです。
Wi-Hoが向いている人:
-大手業者で安心して使いたい人
-格安キャンペーン・プランをチェックしたい人
公式サイト格安の海外用WiFiはワイホー
イモトのWifi
イモトのWiFiはこの業界の大手ですので、こちらも安心して使えます。名前とインパクトだけならココが一番有名ですね。対応国も200国以上の地域をカバーし、利用客・リピーターも多いです。
長期渡航者用やヨーロッパ周遊、世界周遊プランなど料金プランも豊富です。また、国内の主要な空港のカウンターでWiFiルーターを受取・返却可能ですので、とても使いやすいですね。
イモトのWiFIが向いている人:
-大手業者で安心して使いたい人
-マイナーな国に行く人
公式サイトレンタル海外携帯|イモトのWifi
その他のサービス
ハワイ・アメリカに特化した専門業者もあるので、こちらを選択肢にいれてもいいです。
海外WiFiレンタル、よくある疑問や不安
モバイルバッテリーは必要か?
WiFiルーターは電源を入れっぱなしにしておくと、よくて3、4時間程度しか持ちませんので、1日中歩き回る人はモバイルバッテリーが必要でしょう。
安心保証パックは必要か?
盗難・紛失・破壊などの保証のことです。海外旅行で常に持ち歩くことを考えると、盗難・紛失のリスクや故障・水没などのアクシデントにあう確率も高くなります。
3Gか4G(LTE)か?
国によって3Gと4G(LTE)どちらのプランも選ぶ事ができます。
3Gに比べ4G(LTE)は高速な通信が可能ですが、レンタル料金が割高になります。また、4Gは都市部でしか使用できません。地方に行く人は、はじめから3Gしか使えませんので3Gで十分でしょう。
通信し放題?
各社とも通信制限がありますが、普通の使い方をしていれば問題ないです。長時間動画をみたり、ゲームをしたりするとすぐに制限に引っかかります。