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Webデザイナー、プログラマ、ブロガー…とにかく「動かない」人達が意識すべき健康

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毎日とにかくPCに張り付きっぱなしで動かない皆さん、「健康」気にならないだろうか?仕事ができるのも健康体あってのことだ。

そういうぼくも例に漏れず、座りっぱなして20年。昔から気になっていたが、最近本当に気にしている。そして最近、座りすぎが及ぼす人体への悪影響系の研究報告を取り上げたWebメディアの記事がやけに目につく。 

 

 

記事の内容を丸呑みすることはないけれど、座りすぎが体に良くないのは実感する。20代の頃はよかったが、30代そしてこれから迎える40代は違う。今の仕事をやっていく以上、ここはしっかり対策を練らねば、と考えている。

 

そこで、このエントリでは自分の健康維持の意も込めて、デスクワークの人が意識するべき健康知識をまとめつつ、ぼくが試している健康器具や運動をシェアしたいと思う。また何かいい情報があれば提供していただきたい。

 

 


仕事中の姿勢

IT系のデベロッパーやクリエイターは、毎日10時間以上はPCに向かっている人も多いだろう。ぼくもWeb制作やブログをやっているので、長時間座ったままで気づいたら姿勢が崩れていることが多い。

 

スタンディング・スタイル

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まず座りっぱなしがよくない。座っているときの腰の負担は立っているときの1.4倍だ。ぼくはもう15年くらい腰痛と付き合っている。

上に述べたように座りすぎの悪影響が囁かれる背景も有り、ここ1,2年、特に海外のIT界隈ではスタンディングが流行っている。そういう僕も今はブログなど書き物をするときはスタンディング・スタイル。

 

 

そして、まず誰もが手っ取り早く始められるのが、今の机の上にダンボールなどの土台となるものを置く、仮設スタンディング(仮称)。(下の画像だけ参照)

 

www.j-cast.com


しかしこれは、即興性はあるがあくまで仮設。そして生産性も悪い。

繊細さを求められない作業は可能だが、IllustratorやPhotoshopを使う人はこれでは無理だ。短めのブログ更新や簡単な資料作り位ならできるが、長時間は無理。スタンディングが自分にあいそうなら次のステップに進もう。

 

スタンディングデスク

本格派のスタンディング・スタイルを目指す人はカタチから。「立つ」人用の机、スタンディングデスクが売られている。作業スペースも十分で安定感もあり、これなら結構な作業ができる。

スタンディングデスクといいつつも、高さは調整できるのでスタンディングに疲れたら高さを落として椅子に座ればいい。ぼくも専らこのスタイルで、作業によって立ったり座ったりしている。

 


BEKANT - Ergonomi

 

スタンディング・デスクがあれば、普段ノートPCで作業している人は作業的には問題ないだろう。あとは生産性だが、これは個人差がある。立ったほうが集中できる人もいれば、その逆もある。少なくとも座りっぱなしの健康リスクはかなり緩和できるはず。

 

 

ただ、大画面ディスプレイが必要な本格的なグラフィックデザイナーなどは向かないかもしれない。1pxに気を払う作業となると、やはり座った方が集中できる。それに毎回、ディスプレイごと上げ下げするのが面倒で、そもそも危ない。プログラマもやっぱり座った方が落ち着く人は多い、だろうか。

 

とにかく立っても座ってもいいが、

じっとして長時間動かないのが一番健康には悪い。これだけは意識して避けなければいけない。

ベストは立ったり座ったりすること。

自宅作業の人はそこら辺は柔軟に対応できるだろうけど、会社勤めの人や作業的に座らざるを得ない人は、少なくとも足をあげたまま座れる工夫をしたり、気分転換に席を立ったり、座ってる間も足を浮かしてリして、手軽な運動を心がけよう。

 

 


仕事中の運動

では仕事中にどんな運動ができるかを考えてみたい。とにかく細かくでも身体を動かすことが重要なのだ。

腕立てやスクワット

タイトルを書いてみたが、実際会社で仕事中に腕立てやスクワットは無理だ。まず、人目が気になるし運動強度が高すぎる。(できる人はこれでいいだろう)

ぼくも昔サラリーマンだった頃は、せめてもと思い常にハンドクリップを隣においてプログラミングしていた。同僚内で流行ったが、結局鍛えられるのは握力だけ。

セラバンド

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画像:THERABAND

 

デスクワークはとにかく猫背になりがち。肩まわりの柔軟性がなくなると体全体に不調が出てくる。肩や首は確実に凝るし、歳を取ると可動域が狭まって腕があがらなくなる。

そこで手軽なのがセラバンド。本格エクササイズにも使用される伸縮自在のゴム製バンド。価格も安いし、折りたたんで持ち歩けるので便利だ。

 

D&M Thera Band セラバンド 12.5cm×2m イエローカラー

D&M Thera Band セラバンド 12.5cm×2m イエローカラー

 

 

これなら会社でもできる(かな)。座りながらでもでき、作業中でも少し手を休めて考え事するをタイミングで、セラバンドで腕や背中を伸ばせば気持ちいい。僕もよくお世話になっている。


バランスボール

椅子の代わりにバランスボールを導入するのもいい。会社で導入しているところもある。セラバンドと同様、業務中のスキマ時間にちょっとした運動がすぐできるのがいいところ。(イメージは下の画像参照)

 

ameblo.jp

 

バランスボールのいいところは、座りながらにしてとにかく細かく動けること。軽く弾みながら考え事したり、上のセラバンドと組み合わせて小休憩にちょっとした運動がすぐにできる。ちょっと体重をずらしたりするだけでインナーマッスルは鍛えられる。会社勤めの人も持ち込みで椅子代わりにしてはいかがだろう。

大きめのバランスボールで空気ゆるめで使うのが安定感があっておすすめ。いまはデスクワーカー向けに脚付きのバランスボールもあるようだ。

 

ギムニク(GYMNIC) シッティング・ジム 65 青 LP8965

ギムニク(GYMNIC) シッティング・ジム 65 青 LP8965

 

 

ストレッチポール

 

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画像:ストレッチポール公式サイト|StretchPole(R)

 

こちらは完全に自宅向けだけれども、家での作業時に導入してはどうだろう。リハビリによく使われるストレッチポールは、とにかく気持ちいい。ストレッチポールの上に寝転ぶだけで、凝り固まった首から腰まで背骨が一直線に伸びるので、リラックスでき、体がほぐれる。

ぼくの場合は、ブログの構想を考えたり、デザインのアイデアをイメージするときによくストレッチポールの上で寝転がっている。作業机のすぐ横にマットレスとストレッチポールを用意しておけば、いつでも横になれる。半月型のストレッチポールもある。

 

LPN ストレッチポール(R)EX ネイビー 0001
 

 

 

最後の手段は、「外に出る」

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ただやはり、建物の中にこもって作業している悶々としてくる。PCの画面を1日中見ていると、頭の中にモヤがかかったような感覚になることはないだろうか。そんなときはもう外に出るしかない。30分外に出よう。歩いて街ぶらするもよし、自転車で爽快に走るもよし。会社勤めの人もこっそり抜けれるなら外にでてみよう。

しかしやってみるとわかると思うが、意外にこの時間、重要だと気づく。もちろんリフレッシュするというのはあるが、外を歩いたり自転車で風を切って走っていると、脳が外部から刺激され活性化するのか、色々とひらめく。ブログのネタやデザインアイデアが湧いてくることがよくある。そしていいアイデアで満たされて、忘れないようにと急いで帰ることになる事が多い。一度試してみる価値はある。

締め切りが迫っていたり行き詰まると、ついついこもりがちになるが、思い切って手を止め外に出てみよう。力づくの作業中でない限り、この時間は意外な利益をもたらしてくれる。

 

 

しかし、まだまだ模索中。色々試したい。