【2017年7月17日更新】
今の時代、インターネットをうまく使えば、自分の得意分野を活かして「健全な方法で」月10万円以上稼ぐことができる。
「稼げる副業」の代表的なところでいえば、ブログやクラウドソーシングの副業がある。特に副業としてブログを書いている人は多い。
実際に僕の周辺にも、ブログで月10万円以上稼いでいる人はゴロゴロいるし、僕自身もブログをはじめて半年経った頃に月10万円は突破した。
もちろんブログだけでなく、ネット上には他に副業の方法はたくさんある。
自分のライフスタイルにあった副業を見つけよう
ただ、あくまで副業という位置づけなので、それだけで生計を立てることは難しいのだけれども、育児中の主婦(主夫)や病気で療養中の人、家族の介護をしている人、退職して時間のある人などが、空いた時間にネットを活用して、在宅で副業・小遣い稼ぎをすることは十分現実的なのである。
僕自身もWebを生業としていることもあり、ネットの力を利用して場所・時間に縛られずに稼ぐということには、とても魅力を感じている。そして、もっと追求していきたい。
この記事では、ネットで稼げる副業のアイデアや方法をまとめてみる。誰でもできる小遣い稼ぎ的な簡単なものから、自分の得意を活かしてそれなりに稼ぐ副業、そして本業に至るまで順に並べてみる。
ブログ運営で稼ぐ
対象:最低限のPC操作ができる人
稼げる金額:数百円~10万円以上/月
ブログを始める手段はいくらでもあるが、稼ぐブログ運営をするなら、僕も使っている「はてなブログ」をおすすめする。はてなブログをおすすめする理由はたった1つ、「爆発的な集客力」があるから。いい記事を書けば、大量のアクセスを得ることができる。アクセスが集まればブログを収益化しやすい。
ちなみに僕はブログ開始1ヶ月目で8万PV超を達成した。
ブログ運営で稼ぐ方法
自分の得意分野をネタにブログ記事を書き、記事の中にネット広告、アフィリエイトリンクなどを設置して報酬を得る。広告はクリックされれば報酬が発生し、アフィリエイトは紹介したサービスや商品が売れれば報酬を得られる。
記事の内容は何でもよい。例えば、スポーツが好きなら特定のスポーツに関して記事を書いて、記事内に広告を置き、そのスポーツに関連する道具や書籍を紹介すればよい。
ブログ運営の収益化のヒントやノウハウをこちらにまとめてある。
ブログ運営で稼ぐためには、色んな細かいノウハウがあるのだけれど、とにかく以下の登録を済まさないことには収益化は始まらない。自分のブログがあるなら今すぐにでも登録しよう。もちろん登録は無料。
- ネット広告:Google Adsense
- アフィリエイト(ASP):Amazonアソシエイツ A8.net バリューコマース もしもアフィリエイト
WordpressでWebサイト運営
対象:少しWebの知識が有る人、または勉強できる人
稼げる金額:数百円~10万円以上/月
Wordpressを使えば、ブログだけでなくあらゆるカタチのWebサイトを運営することができる。全てを自分の好きなようにカスタマイズできる。ただし、全て自己管理であるため、多少の勉強は必要である。
WordpressでWebサイト運営を始めるなら、以下の3つが必須。
1のドメインはWebサイトのアドレスのこと。2はWebサイトを設置するための場所(サーバー)のこと。WordPress自体はロリポップの「簡単インストール」を使えば、知識なしで設置できる。3のWordPressテーマは、巷で配布されている無料テーマを使えば、簡単にオリジナルにカスタマイズできる。
ブロガーの間でよく使われている無料のWordPressテーマは「Simplicity」と「STINGER」。特に「Simplicity」は管理人自ら積極的にフォーラムサイトを作ってリアルタイムでユーザーをサポートしているので、初心者でも安心して使えておすすめ。
Webサイト運営で稼ぐ方法
Webサイト運営で稼ぐ方法自体は、上で説明したブログと同じである。自分の得意分野、専門分野に関連する記事を書き、読者に有益な情報を与える。その記事に中に、ネット広告やアフィリエイトを組み込むことで報酬を得ることができる。
食品・食材モニター
対象:食べることが好きな人、食費を節約したい主婦など
「収入」にはならないが、無料で飲食料品を得られ家計に貢献できるという意味で取り上げた。
お取り寄せネット
お取り寄せ口コミサイト「お取り寄せネット」で扱われる食材の無料モニターになり、レポート(口コミ)を書く。今現在(2016/7/7)でも、「横濱薄紅餃子」、「お茶楽久 欧風カレー」、「伊万里牛 ステーキセット」など、他多数のモニターを募集している。
食品・食材モニターは、自分のブログを運営している人と相性がいい。毎回ブログのネタになるし、リアルなレビュー記事で読者を集めればブログに収益もあがる。食べるのが好きな人、食費を節約したい主婦には一石二、三鳥の価値あり。
monipla(モニプラ)
こちらも上の「お取り寄せネット」と同じ、商品モニター募集のサイト。飲食料品だけでなく、美容品、医薬品はじめのさまざまな商品のモニターになれる。
スマホアプリの品質チェック
UIscope
対象:スマホを持っている人
スマホアプリの使い勝手をテストしてその感想を製品開発元にフィードバックをすることでポイントがもらえる。ポイントは換金可能。
レビュー慣れしたデジタルデバイス好きのマニア向けと言うわけではない。特別な知識は何も要らない。むしろ開発側は、先入観のない素人の感想を求めているので気軽に利用すればよい。
商品・サービスのネット販売
base
対象:ネットで商品を売りたい人
初期費用・月額費用0円でネットショップを運営できる。ホームページのデザインテンプレートも豊富に用意されているので、簡単に好みのWebサイトにカスタマイズすることができる。また、ネットショップに不可欠な、クレジットカード・銀行振込・コンビニ・後払いなどの決済方法も面倒な手続きなしで利用できるので素人でもはじめやすい。
ネットで売れるものの知識がある人、ある分野の商品に詳しい人であれば比較的容易に収益をあげられるだろう。
▶base
note
対象:オリジナルのコンテンツを販売したい人
説明するまでもなく十分有名だが、オリジナルの小説、写真、音声、動画など、さまざまな形式の作品を投稿し販売することができるサービス。だれでもクリエイターになることができる。稼げるか否かは品質次第である。
▶note
ココナラ
対象:「得意なこと」を売りたい人
500円で自分の得意分野を売ることができるサービス。似顔絵・イラスト作成、悩み相談、占い、節約術や生活ノウハウなど、知識・スキル・経験を売り買いできるオンラインマーケット。
「自分の得意なこと」を誰かのために役立て、対価をもらうことができるサービス。
▶ココナラ
minne(ミンネ)
対象:オリジナルの作品を作れる人
minneは、アクセサリーや生活小物、文房具、おもちゃ、食べ物まで様々なジャンルのクリエイターが作ったユニークな作品があつまるハンドメイドマーケット。オリジナルの作品を販売することができる。
手に職を持っている人が生きる場。
仕事紹介サービス
mama works(ママワークス)
対象:主婦
ターゲットを主婦に限定した求人サイト。勤務形態や時間に制約の多い主婦のことを存分に考慮した上で、各人の能力に合った在宅ワークなどの案件を提供してくれる。
紹介案件の内容も、簡単なデータ入力や資料作成から翻訳、文字起こし、ライティングなどまで多様。
プライベートコーチ
サイタ
対象:得意分野がある人
英会話、書道、音楽、デザイン、パソコン技術など、自分の得意分野、専門スキルを活かして、プライベートレッスンの講師になれる。自分の住む地域周辺で活動できる。自宅をレッスン会場にできる。
将来自分の〇〇教室を持ちたい人にとっては、地元の土台(人脈)作りや集客導線として、非常に利用価値は高い。また、教えることを練習したい人にも絶好のトレーニングの場になる。
クラウドソーシング
情報ステーション
対象:データ入力、Excel/Wordができる人
SOHO・在宅ワークをしたい人向けに、タイピングやWord/Excelなどを使って、データ入力やデータ作成などの業務案件を提供してくれる。事務仕事に特化したクラウドソーシングサービス。事務方の経験がある人なら得意分野だろう。
Lancers(ランサーズ)
対象:簡単な事務仕事~Webデザイナー/エンジニア
有名なクラウドソーシングサービス。ランサーズでは、簡単なデータ入力や口コミのライティングのタスクなどの単なる作業の依頼もあるので、専門性がなくても仕事は得られる。とりあえず登録して簡単な仕事のみを待つのも有りだろう。ただしこの場合は収益は少ない。
Webデザイン、イラスト作成、ライティング、翻訳などの分野で専門スキルがあるならば、ランサーズでそこそこ(万単位の)収入を得られる。
自分の場合は、Webデザイナーとして素人からはじめて7、8ヶ月目まで実践トレーニングを兼ねてLancersを利用していた。最後の方は月10万前後は稼げていたので、ある程度力があればそれくらいの収入は見込める。ただ、クラウドソーシングだけで生計を立てられる人はほんの一握り(全体の5%以下)というのも頭にいれておきたい。副業として捉えるのがベスト。
その他のクラウドソーシングサービス
その他の有名なクラウドソーシングサービスとしては、大手人材会社パソナテックが運営するJob-Hubなどがある。
Web広告作成
対象:Webクリエイター(デザイン)
CREATORS MATCH(クリエイターズマッチ)
クリエイターズマッチは、バナーやLP(ランディングページ)といった、インターネット広告に特化した制作で日本トップクラスの会社。全国のクリエイターとパートナー契約を結び、大量のWeb広告制作案件を安定的に提供してくれる。
上述したクラウドソーシングでは、デザイン制作はコンペ形式で行われることが多いため、労力に対して対価が支払われない可能性があり「クリエイター潰し」の側面を持つ。それに対し、クリエイターズマッチでは案件に対して「必ず報酬が貰える」ため、クリエイターは安心して制作に集中できる。この違いはもの凄く大きい。
ただし、クリエイターズマッチとパートナー契約を結ぶためにはIllustrator/Photoshopなどのデザインソフトのスキルチェックをパスし、スピーディに高品質な作品を提供できる実力を示さなくてはいけない。
実力のある人は、これを本職にしている人もいる。バナーやLP制作でフリーランスをやりたい人はここを目標にしてもいいだろう。
Web制作・Webサービス開発
対象:Webクリエイター/デベロッパー
Web関連の制作会社やIT企業に勤めていた人ならば、独立してフリーランスとしてWebサイトの構築やWebサービスの開発を行うことができる。もちろん、制作・開発の全工程を一人でみれる広い知識と経験、実力は必要になるが、上述したクラウドソーシングをうまく取り入れて利用すれば、不得意分野は外注できるので、完全に一人で全てをやらなくてもよい。
特に内部を把握できるデベロッパーなら、デザイン制作ができなくても核となる部分は自分で抑えられるので、フリーとしても成功できる可能性が高い。
とはいえ、フリーランスは簡単ではないので、フリーランス専門の仕事紹介エージェントなどで仕事をもらい、在宅と常駐をうまく組み合わせながら徐々に独立にシフトしていくという賢明な手段をとることもできるだろう。
『レバテックフリーランス』はフリーランスの仕事紹介で超有名かつ優良なエージェント。バナー制作のみならずUI設計、ホームページ制作などのデザイン業務案件などあなたの希望とスキルにあった仕事を紹介してもらえる。
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最後に
Webは可能性に満ちている。
一昔前では、在宅でまともな仕事をできる環境などほとんどなかった。しかし今では、様々なリモートワークを実現させてくれるサービスが生まれている(もちろん淘汰もされている)。この先より一層この流れは加速していくことだろう。
Webで稼ぐ力を身につけておけば、働き方の選択肢が増える。将来の保険にもなる。大黒柱の本業一本で家族を養うというライフスタイルからの脱却も可能である。全ての人がそれぞれの環境や境遇、そしてライフステージにあった働き方を選択し、その都度、賢くWebを活用して収入を得ることができれば、より多くの人が柔軟性のある満足度の高い生活を送れるようになるだろうと考える。