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【アドセンス収益分析】どのブログ記事がいくら稼いでいるかを簡単に調べる方法-アナリティクスとアドセンスの連携

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 アナリティクスを使ってアドセンス広告の収益分析する方法を紹介します。 

「どの記事がいくら稼いでいるか知りたい」

そう思っている初心者ブロガーには役立つかもしれません。

 

Google AnalyticsとAdSenseを連携するメリット

ブログやサイト管理しているなら、Google AnalyticsとAdSenseどちらも導入していることでしょう。しかし、毎日アドセンスをチェックして「今日はいくらだった」で終わっているだけだと、もったいないです。

 

アドセンスとアナリティクスを連携しよう。

 

アナリティクスは自分のサイトに来たアクセスを解析するツール。一方、アドセンスは広告収益を管理しています。

この2つを連携しておくと、自分のサイト(ブログ)の稼ぎ方が手に取りるようにわかります。

例えば、

  • 700円の広告がクリックされたのはこの記事のこの広告だな
  • この記事のCTR(広告のクリック率)やたらと高いな
  • この記事は人気あるのに広告は全然クリックされないな

 

こういったことが簡単にわかります。

特に雑記ブログは記事のカテゴリがバラバラですので、記事によって読者層や配信されている広告の種類が全然異なります。つまり、記事単位の収益性が全く違います。

実際にこのブログの中には、CTR(広告のクリック率)が0.05%と全く稼ぐ気のない記事と、CTRが2.0%近いドル箱記事が混在しています。

運営者としては当然、後者のCTR2.0%の記事の検索順位を上げるために優先してリライトかけますよね。他にも、収益性の高い記事にもう一個広告置いてみるなどのテストもできるのです。

 

という感じで、自分のサイトにあった独自のマネタイズスタイルを生み出していける訳です。

 

 

アドセンスとアナリティクスの連携方法

 

まず、アナリティクスにログインしてサイドメニューから[行動]-[サイト運営者]-[サイト運営者のページ]をクリックします。

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上の画面になったら、アドセンスと連携していませんので、この後の手順で連携しましょう。「設定」をクリックします。

(ここで普通にデータが表示されているなら連携済ですので、コレ以降の設定は不要です。)

 

すると、管理の画面に飛ばされますので、そこで「AdSenseのリンク設定」をクリックしてください。

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Adsenseリンク設定画面になるので、「コンテンツ向けAdSense」を選択して「続行」をクリック。

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下の画面になるので、「0個のビューが選択済み」のプルダウンメニュを開きます。

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開いたら「すべてのウェブサイトのデータ」をチェックして、最後に「リンクを有効化」をクリックします。

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最後に、この画面になったら連携完了です。

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これでアナリティクスとアドセンスの連携が完了したわけですが、すぐにデータが反映されるわけではありません。上の図にも表示されているように、

「AdSenseリンクのデータが表示されるまでには、24時間ほどかかる場合があります」

とのことです。しばらく待ちましょう。

 

 

連携されたアドセンス広告データをチェック

 

では、始めに戻ってアナリティクスのサイドメニューから[行動]-[サイト運営者]-[サイト運営者のページ]をクリックします。

今度は連携が完了していますので、データが表示されるはずです。

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アドセンスの規約上、この収益画面の表示はできないのすが、左に記事が縦に並び、横軸にアドセンス収益に関する様々なデータが表示されています。クリック率や収益金額などももちろん見れます。

これを見るだけで、管理サイトの記事毎の稼ぎ方が見て取れるでしょう。

 

また、一つ上の[サイト運営者]-[概要]をクリックすると、こんな感じで自分のブログの成績表が表示されます。 

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さらに、[サイト運営者]-[サイト運営者の参照 URL]を開くと、どこから来た人がどれくらい収益に貢献してくれたかが一覧で表示されます。

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googleの検索から来た人はよくクリックしてくれるなぁとか、SmartNewsからのユーザーは全く広告に興味を示さないなぁとか、そういった傾向が把握出来ます。

 

 

最後に

これで材料は整ったので、あとは自分でこのデータを活用して、自分のサイト(ブログ)独自のマネタイズ手法を編み出してみてください。

このデータを眺めて試行錯誤していると楽しいですよ。

 

 

Googleアナリティクスを使ったアクセス解析に興味のある人は、この本を読んでみるといいかもしれません。アナリティクスの基本操作から本格的な解析手法まで、丁寧にかいてあるすごく実践的な本です。

 

上の本を含め、Webマーケティング関連の本の書評も過去記事で書いていますので、興味ある人は読んでみてください。