東京ー金沢の新幹線格安チケットを紹介しています。
東京ー金沢の新幹線の通常料金は、往復28,760円（片道14,380円）ですが、うまく格安チケットを利用すれば、安くすることができます。
北陸新幹線が半額になる格安チケットもありますが、実態はどうなのか？そこら辺も言及していきます。
● ● ●
東京ー金沢の格安の方法は条件によって変わるので、以下の3つに分けて探したほうがいいでしょう。
- 往復（日帰り）
- 往復（宿泊あり）
- 片道
新幹線を利用する場合、一般的に、往復すると格安にしやすいです。片道だと格安チケットの選択肢は少なく、割引率も低いです。
往復利用すると格安にできる要因は、新幹線の旅行商品（新幹線パック）が使えるからです。新幹線料金を最大半額にすることも可能です。
このページの結論を簡単にまとめると以下の通りになります。
[東京ー金沢の格安新幹線・安く買う方法]
- 往復（日帰り）：
→ 日帰り新幹線パックで格安に（往復17,800円〜）
料金・予約東京ー金沢の日帰り新幹線 - 往復（宿泊あり）：
→ 新幹線ホテルパックで格安に（往復26,700円〜）
料金・予約東京ー金沢の新幹線ホテルパック
- 片道：
→ お先にトクだ値、eチケット早特が格安
以下で詳しく解説していきます。
新幹線半額？東京ー金沢の新幹線が半額になるの？
まずは、これですね。東京ー金沢の新幹線が半額は可能なのか？
「お先にトクだ値」で東京ー金沢の新幹線が半額！
JR東のえきねっとで「お先にトクだ値スペシャル」というチケットがあって、JR東日本管轄の新幹線が50％OFFになります。
東京ー金沢は14,380円ですので、半額で7,190円です。
東京ー金沢の北陸新幹線も対象ですので、半額で乗れるチャンスはあります。
結論からいうと「可能です」が、ほとんど取れません。
東京ー金沢の新幹線半額は現実的ではない
「お先にトクだ値スペシャル」は非常に制約が多いです。
- 期間限定
- 20日前までに予約
- 用意される席数が少ない（ほぼないことも）
- 早い者勝ち
余った空席を「お先にトクだ値スペシャル」として半額で売り出しているので、繁忙期は当然ありませんし、通常期でも正規料金で売れてしまえば割り当てはなくなります。
「新幹線半額」につられて、大きな期待はしない方がいいでしょう。
半額は無理だけど、東京ー金沢の新幹線43%OFFならある！
しかし、詳細は後述していますが、東京ー金沢の新幹線を43％OFFに割引にできる格安チケットならあります。
東京ー金沢の日帰り往復や、宿泊往復なら旅行商品を利用することで、大幅な割引可能になります。
＼格安！日帰り1day新幹線／
料金・予約東京ー金沢の日帰り新幹線
料金・予約東京ー金沢の新幹線ホテルパック
1. 39%OFF！東京ー金沢【日帰り往復】新幹線の格安チケット
まず、東京ー金沢の日帰り往復の場合です。
結論から書くと、日帰りの旅行商品を利用するのが最も格安です。半額とはいきませんが39%OFFになります。
東京ー金沢が、のぞみ日帰りで往復17,800円〜。コスパ最高の格安チケットです。
速い＆格安！東京ー金沢の日帰り新幹線パック17,800円〜
代表的な日帰り旅行商品がJTBの「日帰り1day新幹線」です。
特長・メリットは下記の通り。
- 東京ー金沢の新幹線往復が格安
- のぞみに乗車できる
- 予約時に座席指定＆確定
- 直前（前日もしくは2日前）まで予約可
- 特典付き（お土産クーポンや地下鉄1日券など）
- チケットは駅受け取り
- 一人でも利用できる
金沢から東京が日帰り17,800円。逆方面、東京から金沢が23,800円です。
＼格安！日帰り1day新幹線／
料金・予約東京ー金沢の日帰り新幹線
東京ー金沢の新幹線料金比較（往復）
東京ー金沢を新幹線で往復した場合の料金を、JRの早割チケットや各種格安チケットも全て含めて一覧にしてみました。
- 17,800円〜 日帰り1day新幹線
※金沢から東京 - 19,840円 お先にトクだ値
- 19,840円 eチケット早特14
- 23,800円〜 日帰り1day新幹線
※東京から金沢 - 25,520円 えきねっとトクだ値
- 25,520円 eチケット早特1
- 26,700円〜 新幹線パック
- 27,460円 eきっぷ
- 27,700円 自由席
- 28,360円 新幹線eチケット
- 28,760円 普通車指定席
東京ー金沢は往復割引が効かないので、単純に片道を2倍した料金が往復料金となります。
日帰り1day新幹線は通常の往復料金の39％OFFの価格です。
上述の「新幹線半額」のお先にトクだ値スペシャルは、購入が困難なので除外しています。
東京ー金沢の往復割引はない
新幹線で往復というと「往復割引」が使える！と思う人も多いでしょう。しかし残念ながら、東京ー金沢間は往復割引がききません。
JRの往復割引は、その区間の片道の営業キロが601km以上の場合に適用されますが、東京ー金沢間は600km未満なので往復割引なしです。
たとえ往復割引が適用されたとしても、せいぜい乗車券が1割引になるだけなので、「日帰り1day新幹線」などの格安チケットに比べると全然格安ではありません。
＼格安！日帰り1day新幹線／
料金・予約東京ー金沢の日帰り新幹線
2. 半額も！東京ー金沢【宿泊あり往復】新幹線の格安チケット
次に、東京ー金沢を宿泊ありで往復する場合です。
この場合は、日帰りでは使えなかった「新幹線ホテルパック（新幹線パック）」が利用できます。新幹線パックで新幹線は実質、半額になります。
これが最も格安です。新幹線パックを使わない手はないです。
料金・予約東京ー金沢の新幹線ホテルパック
新幹線が半額！【宿泊込みで往復26,700円〜】東京ー金沢の新幹線パック
「新幹線ホテルパック（新幹線パック）」は、名称の通り、ホテルと新幹線きっぷがセットになった旅行商品で、セットで予約することで料金が大幅割引になるのが最大の魅力です。（安くなるのは業界の事情によるところです）
当然、新幹線チケットとホテルを別々に予約するよりはるかに格安です。
新幹線パックの特長・メリットは下記の通り。
- 「新幹線往復＋ホテル宿泊」セットで格安
- 前日まで予約可
- 早割（21日前）がお得
- ２人以上がおすすめ
- 格安〜高級までホテルのグレードを選べる
新幹線パックがいかに格安か
通常料金と新幹線パックで東京ー金沢を往復した場合の料金比較はこの通り。
- 通常料金 ：28,760円（はくたか・かがやき）
- 新幹線パック：26,700円〜
通常料金が往復28,760円ですから、新幹線パックは約2,000円程度安いです。しかも「新幹線パック」は宿代込の料金です。
新幹線パックの26,700円のうち、ホテル代が7,000円とすると、往復の新幹線料金は実質、19,700円です。
- 通常料金 ：28,760円（はくたか・かがやき）
- 新幹線パック：19,700円〜
半額とはいきませんが最大32％OFFになります。
新幹線パックの料金は、条件や時期によって変動しますが、平均的に30〜40%程度の割引を得ることができます。
東京ー金沢の宿泊ありの往復の場合は、まず新幹線パックを検討してください。
料金・予約東京ー金沢の新幹線ホテルパック
3. 東京ー金沢【片道】新幹線格安チケット
最後に片道の場合です。
東京ー金沢の新幹線料金（片道）
- 9,920円 お先にトクだ値
- 9,920円 eチケット早特14
- 12,760円 えきねっとトクだ値
- 12,760円 eチケット早特1
- 13,730円 eきっぷ
- 13,850円 自由席
- 14,180円 新幹線eチケット
- 14,380円 普通車指定席
片道だと旅行代理店の格安商品が使えないので、東京ー金沢の格安チケットは多くありません。
安い新幹線チケットほど制約が多いです。自分の条件に合ったきっぷを利用するのがいいでしょう。
以下で１つずつ解説します。
格安優先なら「お先にトクだ値」が最強！
（東京ー金沢：9,920円）
「お先にトクだ値」はJR東日本の新幹線格安チケットです。
「お先にトクだ値」は下記のような格安チケットです。
- 北陸新幹線が格安
- はくたか・かがやき指定席
- 13日前まで購入可能（Web予約）
- 片道／往復、上り／下り利用可
- 要会員登録
「お先にトクだ値」は早割きっぷで13日前まで予約が必要なのがネックですが、予定が変わった場合も簡単に変更・キャンセルできます。使いやすい格安チケットです。
格安の早割「eチケット早特14」
（東京ー金沢：9,920円）
eチケット早特14は、JR西日本の「e5489」で購入できる早割チケットです。
「eチケット早特14」の特長は下記の通り。
- 北陸新幹線が格安
- はくたか・かがやき指定席
- 14日前まで購入可能（Web予約）
- 片道／往復、上り／下り利用可
- 要会員登録
「お先にトクだ値」と同様、格安の早割チケットで14日前まで予約が必要です。料金も「お先にトクだ値」と同額です。
直前まで予約可能な「えきねっとトクだ値」も人気
（東京ー金沢：12,760円）
「お先にトクだ値」と同様、JR東日本の新幹線格安チケットです。
「えきねっとトクだ値」は下記のようなチケットです。
- 北陸新幹線が10％割引格安
- はくたか・かがやき指定席
- 直前（前日〜当日）まで購入可能（Web予約）
- 片道／往復、上り／下り利用可
- 要会員登録
「えきねっとトクだ値」は割引率は10％程度ですが、「お先にトクだ値」に比べて予約期限が当日もしくは前日までなので、とても使いやすい格安チケットです。
直前まで予約可能な早割「eチケット早特1」
（東京ー金沢：12,760円）
eチケット早特1は、JR西日本の「e5489」で購入できる早割チケットです。
「eチケット早特1」の特長は下記の通り。
- 北陸新幹線が格安
- はくたか・かがやき指定席
- 前日まで購入可能（Web予約）
- 片道／往復、上り／下り利用可
- 要会員登録
「eチケット早特14」と同様、格安の早割チケットですが、こちらは前日まで予約が可能です。料金は「えきねっとトクだ値」と同様、割引率10％程度です。
「eきっぷ」で格安の特急券を安く買う
（東京ー金沢：13,730円）
eきっぷは、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489」専用の格安特急券です。特急券のみなので、乗車券は別に購入が必要です。
eきっぷは「J-WESTカード会員」の会員登録が必要です。乗車当日まで予約可ですが、駅の窓口などでは購入できません。
学割、障害者割引とも併用可能です。
東京〜金沢のお得な回数券（金券ショップ）は？
※東京〜金沢間は回数券はありません。
回数券はJR駅の窓口で6枚綴りで売っています。
格安チケットといえば、回数券が真っ先に思い浮かびますが、思っているほどお得ではありません。
金券ショップで売っているのは回数券のバラ売りですので、割引率は約3〜5％程度です。また、新幹線の回数券が設定されていない区間もありますし、お盆・年末年始・GWは使用できません。
しかし、当日手軽に割引を受けられる回数券はやはり人気です。団体旅行する場合や特定区間の新幹線を頻繁に利用する人は購入しておいてもいいでしょう。
新幹線の回数券は、短距離区間なら自由席、中長距離区間なら指定席に設定されています。
東京〜金沢の株主優待権もないの？
東京〜金沢は、JR西日本とJR東日本をまたがって乗るため、株主優待券も利用できません。そのため、回数券と同様、東京〜金沢の北陸新幹線格安チケットは金券ショップでは販売されていません。
自由席に座って安くする
（東京ー金沢：13,850円）
誰でも思いつく最も手っ取り早い格安術は「自由席に座る」でしょう。東京ー金沢なら自由席を選ぶだけで530円安くできます。
東京駅もしくは金沢駅なら当駅始発があるので確実に座れますし、どんなに混雑していても並べば必ず座れます。混雑する時間帯を避ければ指定席よりガラガラなときもあります。
誰でも使える無料の「新幹線eチケット」
（東京ー金沢：14,180円〜）
「新幹線eチケット」は東海道・山陽新幹線の「スマートEX」のようなサービスです。登録が必要です。
新幹線eチケットを利用すると通常料金から200円引きになります。
たった200円なので、新幹線eチケットはそこまで割引率は大きくありませんが、一度登録しておけば、区間によっては、上述の「eチケット早特1」「eチケット早特14」もスグに利用できるので、会員登録しておいて損することはないでしょう。
障害者割引で乗車券が半額
身体障がい者および知的障がい者は乗車券が半額になります。特急券は割引になりません。
身体障害者手帳または療育手帳の記載が「第2種」の場合は本人のみ、「第1種」の場合は同伴の介護者も割引になります。往復割引、乗り継ぎ割引等も併用できるので該当する人は利用しない手はないです。
ただし、往復で宿泊する場合などは、新幹線パックの方がお得になる可能性が高いです。
学割は乗車券が2割引
JR指定の中学・高校・大学や専修・各種学校の学生なら学割が利用できます。
営業キロ数が101キロ以上の区間の乗車券が2割引になります。特急券は割引になりません。
ただし、往復で宿泊する場合などは、新幹線パックの方が安い可能性が高いので学割は使わないほうがお得です。
