【2017年3月31日】
いまやホームページは誰でも、もの凄く簡単に作れる。ホームページ作成サービスがあり、無料で始められるものもある。
正直なところ、個人の商店や中小規模の企業レベルならコレで十分なケース多い。
ホームページを作るための言語(HTML)やデザインの知識も全く要らない。キーボードを叩けて、マウスをクリックできれば十分だ。
この記事では、誰でも使える便利なホームページ作成サービスを紹介する。日本語対応で無料から始められるもののみに限る。
この記事の後半では、実際に無料で簡単にホームページを作る手順を解説する。実際に無料のサービスを使ってホームページを一つ作ってみたので、興味のある人はのぞいてみてほしい。
目次
- 目次
- ビジネス用のホームページなら少し投資を
- グーペ
- BiND クラウド
- BASE(ベース)
- Jimdo(ジンドゥー)
- WiX
- XPRS
- 無料ホームページ作成サービスで作ったサンプル
- Strikinglyを使ったホームページの作り方
- ホームページ作成の便利素材と関連記事
ビジネス用のホームページなら少し投資を
趣味やお試しで作るホームページは無料プランで十分だけれど、完全無料で作れるホームページは必ず制約がある。
例えば、全然関係ない広告が出たり、一定期間ログインしないとホームページを自動削除されたり、作成できるページ数が限られたりする。
なので、自分のお店や事業用のホームページを持つ場合は、少しだけコストをかけよう。だいたい必要経費として、
- 最低限でいい人:1,000円/月額程度
- 少しデザインにこだわる人:2,500円/月程度
を考えておくとよい。
ホームページ作成サービスを利用するときの注意点
ホームページ作成サービスの弱点は、動作の重さ、デザインの幅の狭さにある。
利用するときは次の3つのポイントに注意しよう。
- 重くない(ホームページの表示や管理画面の操作時)
- デザイン
- 国産サービス
簡単にホームページを作れるのはいいが、作成画面が重く、作ったホームページも動作が鈍いと、運営する方も見る側もストレスにしかならい。とにかく重いと評判のところはやめたほうがいい。
かっこいいデザインがほしいなら、少しコストをかけよう。
また、できれば国内運営のサービスを選ぶほうが無難だろう。
海外サービスだとマニュアルやサポートや連絡が日本語でない場合もあるし、突然運営を中止してしまったりすることもある。
これらに注意した上で、ホームページ作成サービスを選ぶといいだろう。
グーペ
- 人気 :★★★★☆
- 機能 :★★★★☆
- デザイン :★★★☆☆
- 価格 :★★★★★
- おすすめ度:★★★★★
国内の大手企業が運営する「グーペ」は信頼感抜群でおすすめ。50,000人以上の利用者がいる。運営企業はWeb業界の大企業でWebサーバー管理事業なども手がける会社ということもあり、「グーペ」は全然重くない。
ホームページ作成画面も簡単でサクサク動いて、デザインも豊富。あまり大規模なホームページは向いていないが、飲食店、サロンなど個人事業を営む人にとっては最適である。
※2017年3月31日追記
グーペを使ったサンプルホームページを作成しました。詳しくはこちら。
ホームページへの投資予算が少なくとも、グーペを利用すれば素敵なホームページが簡単に作れて、Web集客も期待できる。実際の利用者の事例紹介もたくさんあるので参考にしてみるとよいだろう。
まずは無料(15日間の体験期間)から始められるので気軽に試してみよう。
公式サイトこんなに簡単!店舗向けホームページがすぐ始められる「グーペ」
BiND クラウド
- 人気 :★★★★☆
- 機能 :★★★★★
- デザイン :★★★★★
- 価格 :★★★☆☆
- おすすめ度:★★★★★
素敵なデザインテンプレートが揃うBiNDクラウド。
正直いうと、ホームページ作成サービスの最大の欠点の1つはデザインがイマイチなこと。でもBiNDクラウドは明らかに他とは違う。デザインのレベルが高い。
5,000円程度出せば、さらにかっこいいデザインが手に入るので、ビジネス用のしっかりしたホームページを作りたい人には、BiNDクラウドをおすすめする。
公式サイトカンタンなのに美しい【ホームページ作成サービス | BiNDクラウド】
BASE(ベース)
- 人気 :★★★★★
- 機能 :★★★★☆
- デザイン :★★★☆☆
- 価格 :★★★★★
- おすすめ度:★★★★★
同じホームページ作成でも、ネットショップを運営したい人は「BASE」が最適。
サービス開始から急速にユーザー数を伸ばし、現在では30万人が利用するサービスとなっている。誰でも簡単無料、30秒でネットショップができるのがウリだ。
自分でやると面倒なクレジットカード決済やコンビニ決済もすぐに導入でき、 決済手段の豊富さと手軽さが支持される要因となっている。
ネットショップの実例紹介も、もの凄い数あるので自分のカテゴリと類似するショップを見つけて、参考にしながらサイトを作ってみよう。
とりあえず現時点では、ネットショップならBASEという状況である。
Jimdo(ジンドゥー)
- 人気 :★★★★☆
- 機能 :★★★★☆
- デザイン :★★★☆☆
- 価格 :★★★★★
- おすすめ度:★★★★☆
オランダ発のホームページ作成サービス『Jimdo』。TVCMやネット広告もよく出ているので、日本でも有名だろう。
Jimdoと下で紹介するWixを導入している個人や企業のホームページもよく見かける。
公式サイトホームページ作成ソフト【Jimdo】
WiX
- 人気 :★★★★☆
- 機能 :★★★☆☆
- デザイン :★★★☆☆
- 価格 :★★★★★
- おすすめ度:★★★☆☆
世界最大規模のホームページ作成サービス『WiX』は、イスラエルに本社を置く世界的なサービス。上ののJimdoと並んで日本でも有名である。
Wixについては、他にいくらでも解説しているところがあるので、ここで詳細な使い方は説明する必要はないが、基本的な操作は同じ。もちろん無料で始められる。
重いのが難点。
XPRS
- 人気 :★★★☆☆
- 機能 :★★★☆☆
- デザイン :★★★★☆
- 価格 :★★★★★
- おすすめ度:★★★☆☆
海外サービスの『XPRS』。お情け程度に機械翻訳された日本語説明がある程度で不安はあるが、デザインはかなりかっこいいものが多い。
無料ホームページ作成サービスで作ったサンプル
今回は「Strikingly(ストライキングリー)」でサンプルのホームページを作ってみた。
ビジネス用途には使えないが、趣味でホームページを持ちたい人には参考になるだろう。
「Strikingly」で下のサンプルサイトを作るのにかかった時間は1時間程度。
http://lifeiscolourful.strikingly.com
Strikinglyを使ったホームページの作り方
- 人気 :★★★☆☆
- 機能 :★★★★☆
- デザイン :★★★★☆
- 価格 :★★★★★
- おすすめ度:★★★★☆
「Strikingly」は3,4年前からあるホームページ作成サービスなのだが、最近見直してみると、めざましく発展していて洗練されたツールに成長していた。
まずは登録しよう。そしてログインすると、プロフェッショナルなデザインテンプレートが山ほど並んである。下の画像は、実際にテンプレート使って制作されたWebサイトの一覧。
操作はいたって簡単で、全て直感的に操作できる。
テキスト部分をクリックすれば文章を編集でき、文字サイズや文字色も好みに応じて変更可能背景画像も簡単に自分の好みのモノに変更できるし、オリジナルの写真もアップロードもできる。
レイアウトもワンクリックで変更可能で、画像、動画、簡単自在に埋め込みできる。画像はただアプロードするだけではなく、その場でトリミングや色彩調節等の加工できるので画像編集ソフトは不要である。
そして、Strikinglyでは日本語も完備されている。サイトの案内/説明、全て日本語。もちろん編集画面も日本語で、日本語テキスト入力も普通に可能。
そして、よく使うアイコンも全て用意されている。「Strikingly」で予め用意されている素材(画像、フォントなど)は結構センスのいいものが厳選されている印象を受けた。
当然のようにレスポンシブ(スマホ)対応のデザインで、プレビュー機能もあるので見え方のチェックも容易だ。
ここまで1時間弱で出来上がり。必要な知識やツール、コストはゼロ。趣味用ならコレで十分。
ホームページ作成の便利素材と関連記事
Webサイト作成サービスを使っても、どうしても出来上がりが素人っぽくなる場合がある。その原因はたいてい使っている写真素材が低品質であることが多い。また、ロゴなんかは結局自分でつくらなくてはいけないので、どうしても面倒だ。
ついでなので、それらも無料で提供してくれるサービスも紹介しておく。これだけ揃えば、本当にだれでもプロフェッショナルなWebサイトができると思うのだけれど。
高品質な無料の素材やツール
写真素材は一括検索でお手軽に探せる。コレだけ知っていれば写真には困らない。
ロゴはこちらで簡単に調達できる。
LogoMarche(ロゴマルシェ)|無料でロゴ素材をダウンロードし放題
画像編集もオンライン版のPhotoshopを使えば簡単だ。
オンライン版のPhotoshop(無料) | Photoshop.com
ホームページ作成の関連記事
Webサイト作成サービスではなく、やはり自分で一からホームページを作りたいという方には、こちらの記事を参考にしてほしい。Web制作に関連するツールや良質な情報を網羅的にまとめてある。
また、HTML/CSSを少しだけわかる、もしくは少しだけ勉強してもいいという人は、もっと自由度の高いホームページを作ることができるので、まずはテンプレートを使って1つサイトを自分で作るところから始めよう。